【掲示板📰】3月の掲示板の言葉

バカでなくてもバカなのだ

それが天才だ(ヘッ ムズカシイナ)

これでいいのだ

3月の掲示板の言葉は、これにしました。

含蓄に富んだ言葉ですよね。「天才バカボン」は、仏教とも関係しているのだそうですよ。

「バカバ」とは、悟った仏様を指す仏教語なのです。

浄土真宗の勉強をする場所に、「中央仏教学院」という場所があります。

そこで、ある年の入学式に、こんな話がされたそうです。

皆さん、御入学おめでとうございます。ここは、仏教、とりわけ浄土真宗を学ぶ場所です。

普通の学校では、「賢くなりなさい」と教えますが、

皆さんには、「愚かになって卒業してほしい」と思っています。

仏教という、み教えの前に、愚かな自分が丸ごと包まれていく、ごまかしの必要の無い人生を、歩んでいってください。

こんな内容だったそうです。

面白いですね。

愚かになってください。

これは、浄土真宗の特徴的な表現でもあります。自分が、賢くなっていく救われていく教えではない。

むしろ、仏様の前に、「愚か者の私でありました」と、煩悩に満ちた我が身を恥じながら、しかしその私を決して捨てることのない仏様のお慈悲を仰いでいく教えだからです。

親鸞聖人の師匠、法然聖人は、こんな言葉を残しているのです。

愚者になりて往生す

救われるかどうかは、仏様の仰せを素直に聞くかどうかに、よるのです。賢いふるまいも、格好つけも必要ないのです。

なんまんだぶつと、お念仏申し、仏様のお心を恵まれる者は、世間の価値観とは違う、慈悲の空間に存在する自分を知らされていくのです。


【ミズキコーナー】

続いて、上宮寺スペシャルボードアドバイザー、ミズキ氏のコメントを頂きます。

私は小学校から大学まで、陸上競技を続けてきました。

競技を続ける中で、より速く、より良く、より失敗しないようにと、 深く思考し、学び、科学や理論の中に身を置いてきました。

フォーム、ペース配分、トレーニング理論―― 考えることは、確かに私を強くしてくれました。

けれども、いつも試合の最後の場面、 本当に大切な局面で問われるのは別のものでした。

腹を括り、無心で一歩を踏み出せるかどうか。

そこにはもう理屈も計算もありません。

ただ前へ進む覚悟だけ。

振り返れば、あの瞬間の私は 少し「バカ」になっていたのだと思います(笑)

賢さは大切で、考えることも必要です。

けれど、ときにその思考が自分を縛ることもあります。

だから、たまには賢さを手放してみる。

ただ真っすぐに、自分の気持ちに正直に 無心に一歩を踏み出してみる。

愚かに見えるかもしれません。

でも私は、その瞬間の自分が一番強く 一番自分らしかったと思います。

考えないことで、前に進める時もある

バカになるのも悪くないですね。

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