【掲示板📰】7月の掲示板の言葉

7月の掲示板の言葉は、こちらです。「夜明けはきっと来るから」

人生を歩んでいると、時に言葉にできないほどの不安や悲しみ、まるで先の見えない深い「夜」のような時間を迎えることがあります。

「どうして自分だけがこんな目に遭うのだろう」「この苦しみはいつまで続くのだろう」と、

暗闇の中で身動きが取れなくなってしまうこともあります。

上白石萌音さんの「夜明けを口ずさめたら」という歌に、「夜明けはきっと来るから」という温かいメッセージがあります。

仏教の根本にある教えの一つに「諸行無常(しょぎょうむじょう)」があります。これは「すべてのものは移り変わっていく」という世界の真理です。

どんなに深く、冷たい夜であっても、時間が経てば必ず東の空は白んでいきます。

この自然の摂理と同じように、私たちの心に宿る苦しみや悲しみも、永遠にそのままの形で続くことはありません。

そして仏教では、夜をただ「耐え忍ぶだけの嫌な時間」とは捉えません。昼間の明るい中では見えなかった小さな星の輝きが、夜になるとはっきりと見えるように、私たちは暗闇の中にいるからこそ、普段は見過ごしていた周囲の人の優しさや、当たり前の日常の有り難さに深く気づくことができるのです。夜は、私たちの心を耕す大切な時間でもあります。

「明けない夜はない」というのは、単なる気休めの精神論ではありません。今、暗闇の中にいても、無理に夜を追い出す必要もありません。

夜明けは、向こうから必ずやってきます。引き戸は推しても、開かないのです。


【ミズキコーナー📰】

続いて、上宮寺スペシャルボードアドバイザー、ミズキ氏のコメントを頂きます。

朝は、誰かにとっては新しい始まりであり
誰かにとってはまた苦しい一日が
始まる時間でもあるかもしれない。

どんな言葉もどんな行動も
相手の状況次第では時に重荷になるかもしれない。

人を救うのは
どんな夜を過ごしているのか知ろうとすること、わかろうとすることだと思う。

もし大切な人が
暗い夜を歩いているなら
その夜が明けるまで一緒に歩いていたい。

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